ホームページを作ったものの、更新が止まってしまう。WEBの活用を推進したいが、継続的に運用できていない。そうした声を多くの企業様から伺います。では、なぜWEB運用が社内に定着しないのでしょうか。よく見られるパターンを5つに分けて解説します。

①目的があいまいなままスタートしている

「とりあえずホームページを作った」「とりあえずSNSも始めてみた」そんな状態では、社内の誰も本気になれません。WEB運用は継続的な取り組みが必要なため、はじめに「誰に何を伝えたいのか」「何を達成したいのか」という明確な目的を定めることが重要です。

②更新作業が属人化している

WEBの更新を特定のスタッフだけに任せていませんか。担当者が不在の時に止まる、退職と同時に情報が消える、といったリスクもあります。運用を定着させるには、更新マニュアルの整備や複数人での分担体制が不可欠です。

③成果の見えにくい作業に疲れてしまう

「頑張ってブログを更新しているのに、反応がない」「何を改善すればいいのか分からない」そんな状況ではモチベーションも維持できません。小さな目標を立てて成果を可視化したり、アクセス解析を取り入れて改善の方向性を見出すことで、運用に手応えが生まれます。

④スピード感が合っていない

社内稟議に時間がかかる、公開までに1か月以上かかるなど、動きが遅いとWEBの特性を活かせません。運用を定着させるには、情報発信のスピードを優先できる体制や、ある程度の裁量を持った担当者が必要です。

⑤「誰のための運用か」が社内で共有されていない

WEB運用が単なる「作業」として扱われていると、社内での優先順位が下がります。「これは営業部のサポートになる」「採用ページを見て応募してくれた」など、具体的な成果や活用シーンを社内に共有することで、運用の価値が理解されやすくなります。


定着には「目的」「体制」「評価」がカギ

WEB運用が定着する企業には、共通して「目的が明確」「継続できる体制」「成果を評価する仕組み」が整っています。完璧である必要はありませんが、小さな改善を積み重ねることが大きな成果につながります。

まずはひとつ、「運用が止まってしまう原因」を見つめ直すことから始めてみてはいかがでしょうか?


まとめ

株式会社ビジネスプロセスアウトソーシングでは、岡山や広島の企業様を中心に、ホームページ制作とWEB運用のサポートを行っております。WEBやインターネットのことでなにかお困り事がありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。